世界音遊記。今回は不朽の名曲「ボラーレ」についてお届けいたします。
まずは原曲についてです。
「ボラーレ」といえば、日本ではジプシー・キングスの「ボラーレ」を挙げる方が多いかと思います。
私自身、ジプシー・キングスが原曲という認識でしたが、調べてみるとさらに大元があるではないですか!
ドメニコ・モドゥーニョさんによる原曲がコチラです。
原曲はイタリアのカンツォーネ。こんなにもスロウでムーディーな楽曲だったとは。古き良き時代の懐かしいサウンドといった印象で素敵です♪
イタリア語での曲名は「Nel blu dipinto di blu」で、邦題は「青く塗られた青の中で」になります。ちなみに「Volare」はイタリア語で、「飛ぶ」という意味になります。
そして、今回は「ボラーレ」のカバーを2曲ピックアップして紹介いたします♪
CHICO & THE GYPSIES(feat. シゲル・マツザキ) の「愛のボラーレ」
松崎しげるさんフィーチャリング !ジプシー・キングスのバージョンを更にアップテンポにした様なカバーです。
燻銀の歌唱力。語尾の力強い「すぅ〜」がしげる節、全開って感じでいいですね♪
フレッド・ブスカリオーネ (Fred Buscaglione)の「Nel blu dipinto di blu」
原曲をカバーしたと思われるswingin'なジャズテイストカバー。ダンディでセクシーな声、男の色気ムンムン。稀に発動する、喜劇のようなコミカルな歌唱方法が独特で非常にユニークです♪
そして、今回調べた「ボラーレ」をカバーしたアーティストが以下です。
カバーしたアーティストの全てを網羅するには至りませんが、フェイバリットなアーティストのカバー曲・原曲を見つける際にこの一覧を役立てて頂けたら幸いです。
「ボラーレ(Nel blu dipinto di blu)」をカバーしたアーティスト
- オスカー・ピーターソン・トリオ
- カウントダウングルーヴ
- キャプテン・ジャック
- ケツメイシ
- ジプシー・キングス
- ディーン・マーティン
- デヴィッド・ボウイ
- ニニ・ロッソ
- フラメンコギターデュオ池川兄弟
- ブルームーンカルテット
- マンハッタン・ジャズ・クインテット
- ムジカ・ピッコリーノ
- ルチアーノ・パヴァロッティ, ボローニャ歌劇場管弦楽団 & ヘンリー・マンシーニ
- 関根彰良
- 近藤利樹
- 高橋ユキヒロ
- 田島貴男
- 101ストリングス・オーケストラ
- Alti & Bassi
- Champ United
- CHICO & THE GYPSIES
- coba
- DOLCE VITA
- Fred Buscaglione
- GILLE
- Gipsy-Singers
- Gypsy Wanderers
- Il Volo
- JAZZ PARADISE
- Jimmy Sabater
- Joe's Jersey Jazz Jesters Big Band, Joseph Alessi & Sam Pilafian
- Los Reyes
- Malika Ayane
- Manuel Campos
- MAY'S
- Ray Conniff
- Simone Carbonara
- Son Boricua
- Sugarpie and the Candymen
- SUPER SHUFFLE
- TEE