世界音遊記。今回は不朽の名曲「ボラーレ」についてお届けいたします。
まずは原曲についてです。
日本ではジプシー・キングスの「ボラーレ」のイメージが非常に強いですよね♪
私自身もジプシー・キングスが原曲という認識でしたが、調べてみるとさらに大元があるではないですか!!
ドメニコ・モドゥーニョさんによる原曲がコチラ。
原曲はイタリアのカンツォーネ。こんなにもスロウでムーディーな楽曲だったとは!古き良き時代の懐かしい音といった印象で素敵です♪
イタリア語での曲名は「Nel blu dipinto di blu」で、邦題は「青く塗られた青の中で」になります。ちなみに「Volare」はイタリア語で、「飛ぶ」という意味になります。
そして、今回は「ボラーレ」のカバーを2曲ピックアップして紹介いたします♪
■CHICO & THE GYPSIES(feat. シゲル・マツザキ) の「愛のボラーレ」
「歩くメラニン色素」を自称する松崎しげるさんフィーチャリング !ジプシー・キングスのバージョンを更にアップテンポにした様なカバーです。
う〜ん。なんとも楽しそう♪♪
燻銀の歌唱力。そして、羨ましくなる位にとにかく楽しそうなんです♪
本来、音楽とはこうあるべきという大切なマインドを教えられた気がします。
しかし松崎しげるさん、この曲に似合い過ぎる(笑) 海外の人たちに混ざっても全然違和感ないもんなぁ。
語尾の力強い「すぅ〜」がしげる節、全開って感じで好きです♪
■フレッド・ブスカリオーネ (Fred Buscaglione)の「Nel blu dipinto di blu」
原曲をカバーしたと思われるswingin'なジャズテイストカバー。ダンディでセクシーな声、男の色気ムンムン。曲のところどころで、おどけたような歌い方をするのがたまらなくツボです♪
さすがフレッド!
シリアスになり過ぎず、喜劇のようなコミカルな歌唱方法を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
そして、今回調べた「ボラーレ」をカバーしたアーティストが以下です♪
フェイバリットなアーティストのカバー曲・原曲を見つける際にこの一覧を役立てて頂けたら幸いです。
「ボラーレ(Nel blu dipinto di blu)」をカバーしたアーティスト
- オスカー・ピーターソン・トリオ
- カウントダウングルーヴ
- キャプテン・ジャック
- ケツメイシ
- ジプシー・キングス
- ディーン・マーティン
- デヴィッド・ボウイ
- ニニ・ロッソ
- フラメンコギターデュオ池川兄弟
- ブルームーンカルテット
- マンハッタン・ジャズ・クインテット
- ムジカ・ピッコリーノ
- ルチアーノ・パヴァロッティ, ボローニャ歌劇場管弦楽団 & ヘンリー・マンシーニ
- 関根彰良
- 近藤利樹
- 高橋ユキヒロ
- 田島貴男
- 101ストリングス・オーケストラ
- Alti & Bassi
- Champ United
- CHICO & THE GYPSIES
- coba
- DOLCE VITA
- Fred Buscaglione
- GILLE
- Gipsy-Singers
- Gypsy Wanderers
- Il Volo
- JAZZ PARADISE
- Jimmy Sabater
- Joe's Jersey Jazz Jesters Big Band, Joseph Alessi & Sam Pilafian
- Los Reyes
- Malika Ayane
- Manuel Campos
- MAY'S
- Ray Conniff
- Simone Carbonara
- Son Boricua
- Sugarpie and the Candymen
- SUPER SHUFFLE
- TEE