世界音遊記。今回は名曲「テネシーワルツ(Tennessee Waltz)」についてお届けいたします。
まずは原曲についてです。
1948年にリリースされたPee Wee King & His Golden West Cowboysの「Tennessee Waltz」がコチラです。
作曲はピー・ウィー・キング、作詞はレッド・スチュワートである原曲。
余計なエフェクトや加工がされていない印象のサウンドで非常に味があります。
遥か昔のアメリカ。録音当日の空気感がそのままパッキングされているかの様なプレーンな音源。非常にロマンを感じます♪
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長い間人々に親しまれている名曲「テネシーワルツ」ですが、一体どんなアーティストがカバーしているのでしょうか?
様々なアーティストがカバーしている中から、まずは数曲ピックアップしてご紹介いたします。
パティ・ペイジの「テネシーワルツ」
爆発的なセールスを記録し、多くの人にこの曲を広めたパティ・ペイジのテネシーワルツ。後にパティ・ペイジはワルツの女王とまで呼ばれる様になりました。
旧友に恋人をとられてしまった女性といった内容のせつない歌詞、パティ・ペイジの声質、馴染みやすく美しいメロディー。
それぞれが絶妙な加減で合わさり、極上のワルツに仕上がっております。
楊 興新の「テネシーワルツ」
中国出身の二胡演奏家、楊 興新によるカバー。
中国の広大な風景が目に浮かぶ様な、スケールの大きさを感じる二胡の音色。
心の汚れを浄化してくれるかの様な綺麗なサウンド。心に染みます。
エヴァ・キャシディの「テネシーワルツ」
歌とギターのみのカバー。
木漏れ日など光が差し込む景色が似合いそうな透明感のあるサウンド。
素晴らしい声量と魂に訴えかけてくる様な歌声にグッとくるものがあります。
また、以下のアーティストのバージョンもあります(敬称略)
ゴンチチ ※feat.中納良恵(EGO-WRAPPIN')
美空ひばり
東京スカパラダイスオーケストラ ※Skaカバー
つじあやの
コニー・フランシス
フランク永井
大石昌美 ※ハーモニカカバー
各カバーともに個性があり、聴き応えのある仕上がりになっております♪
そして、今回調べた「テネシーワルツ」をカバーしたアーティストを一覧にいたしました。
「テネシーワルツ(Tennessee Waltz)」をカバーしたアーティスト一覧 (敬称略)
♪♪各アーティスト名から試聴プレイヤーへリンク♪♪
つじあやの
エヴァ・キャシディ
エラ・フィッツジェラルド & ジョー・パス
オーティス・レディング
コニー・フランシス
ゴンチチ
ゴンチチ ※feat.中納良恵(EGO-WRAPPIN')
サム・クック
ジャッキー・テラソン
ジョン・スコフィールド
ノラ・ジョーンズ
パティ・ペイジ
フランク永井
ペドロ & カプリシャス ※日本語カバー
ルーヴィン・ブラザーズ
ロジャー・ウイリアムズ
綾戸智恵
秋本奈緒美
江利チエミ
大石昌美 ※ハーモニカカバー
河口恭吾
佐良直美
清水ミチコ
角聖子
寺内タケシとエルク・ウェスタン・オールスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ ※Skaカバー
原信夫とシャープス・アンド・フラッツ with 秋元順子
畠山美由紀
濱口祐自
松岡莉子
美空ひばり
雪村いづみ
Cowboy Copas
Easy Camel Trio
Jakob Dinesen ※JAZZカバー
KEIKO LEE
Les Paul & Mary Ford
Michael Stephenson & Alexander Claffy ※JAZZカバー
Moonlight Jazz Blue
noon
Yuji Ohno & Lupintic Five with Miki Imai
カバーしたアーティストの全てを網羅するには至りませんが、フェイバリットなアーティストのカバー曲・原曲を見つける際にこの一覧を役立てて頂けたら幸いです。
ではでは、また次回。
※本記事は2022年9月に投稿した記事のリライトです。