世界音遊記。今回は名曲「丸の内サディスティック」についてお届けいたします。
まずは原曲についてです。
椎名林檎により1999年にリリースされた原曲がコチラです。
リッケン620、マーシャル、ベンジー、グレッチなどなど、歌詞中に音楽用語やアーティストが登場する点が、非常に独特であり特徴的です。
(歌詞中のワードを少し説明いたします)
リッケン620・・・リッケンバッカー620の略。ギターのモデル名。
マーシャル・・・定番のギターアンプ。マーシャルのギターアンプを常備している音楽スタジオやライブハウスは非常に多い。
ベンジー・・・ブランキー・ジェット・シティのボーカル・ギターとして広く知られる浅井健一の別名。椎名林檎がリスペクトしており、伝説的なバンドであるブランキーの中心人物。歌・ギターともに最高にCool。
グレッチ・・・ベンジー愛用のギター。また、ロカビリーのギタリストが好んで使用する事が多いギター。
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グルーヴ感溢れる小粋な楽曲「丸の内サディスティック」
深みがあり遊び心満載の歌詞が特徴的な名曲ですね♪
そんな「丸の内サディスティック」ですが、一体どんなアーティストがカバーしているのでしょうか?
まずは一覧でどうぞ。
■「丸の内サディスティック」をカバーしたアーティスト一覧
ジェイコブ・コーラー
鮎澤和彦
宇多田ヒカル&小袋成彬
岡村明良
上野星矢
大石昌良
中原みづき
龍藏Ryuzo
BUDDY
Difa Ramdala
GRANRODEO
Kie Katagi
Lofi Cat
Piano Echoes
RONDONRATS。
UNCHAIN
Wa Yo Set
今回調べた「丸の内サディスティック」をカバーしたアーティストの一覧が上記です。
フェイバリットなアーティストのカバー曲・原曲を見つける際にこの一覧を役立てて頂けたら幸いです。
そして、様々なアーティストがカバーしている中から今回は3曲ピックアップしてご紹介いたします。
Wa Yo Setの「丸の内サディスティック」
SaxメインのJazzyなインストカバー。
Woodの良い香りが漂ってきそうな、アコースティックでナチュラルなサウンドがgood♪
原曲とはまた違ったテイストのアレンジに仕上がっており、聴き応えのあるカバーになっていると感じました。
宇多田ヒカル&小袋成彬の「丸の内サディスティック」
原曲よりしっとりめで静かな印象のカバー。ムーディーな「丸の内サディスティック」。コレまた良いですね♪
有名アーティストが有名アーティストの曲をカバーする。音楽好きとして興奮する出来事であり、非常に嬉しい事だと思います。
大石昌良の「丸の内サディスティック」
ギターオンリーのインストカバー。
所々に織り交ぜられている3連符のストロークやタップ音が非常に良いアクセントになっており気持ち良いです♪
「一体どうやって弾いているの?」と不思議になる位テクニカルな箇所が多数あり、非常に素晴らしい技術と演奏センスをお持ちであると感じました。
今回は名曲「丸の内サディスティック」について調べてみました。
ではでは、また次回。